Fazerが「こんまり」ってる
もいっか!
自主隔離(フィンランド語でkaranteeni(カランテーニ))を始めて約1か月…
とっても退屈です('_')
いや論文やれよ!('ω')ノと自分にツッコミを入れてますが、
なんせ閉じこもってるせいかなかなかやる気も出ない…(言い訳)
皆さんはどう過ごされてますか?('Д')💦
私はそんな訳で最近ダラダラとSNSを見ることも多いんですが、
最近フィンランドのお菓子メーカーFazer(ファッツェル)のInstagramを見て
面白い広告を発見したので今日はそのお話。
(Fazerについて以前ちょっとだけ記事にしたので、ご覧になってない方はこちらも要チェック!)
Fazerのインスタの広告を見ていたら、こんなものが!
うん、言語を勉強している身として色々興味深い。
まず、一番上は英語のキャッチフレーズ。
KonMari'd my cupboard.
ヨーロッパではよくありますよね、こういうキャッチフレーズとかモットーだけを英語にするの。
(こういう英語の使い方を'English on top'というように名付けている学者もいます。)
しかも、KonMari'dという言葉を使ってます!
あのお片付けで有名なこんまりさんは、今や英語の動詞"Konmari"("こんまり"する、片付けする)になってるんですよね(`・ω・´)
"'d"は過去形の接辞なので、全体を訳すと、
「私の戸棚を"こんまり"した(お片付けした)」
という感じ。
更に、広告の下側にはフィンランド語も書いています。
Pidin vain ne asiat, jotka tuovat iloa
意味は「それらのときめくモノだけが好き」
一応、一語ずつ訳すとこうなります↓
pidin(ピディン):(私は)好きだ(英語のlike)
vain(ヴァイン):~だけ(英語のonly)
ne(ネ):それらの(英語のthose)
asiat(アシアット):もの(複数)(英語のthings)
jotka(ヨトカ):関係代名詞(英語のwhich)
tuovat(トゥオヴァット):持ってくる(英語のbring)
iloa(イロア):喜び(英語のjoy)
面白いのは、こんまりさんの代名詞、「ときめく」がフィンランド語で表現されていること(*'ω'*)
最後の tuovat iloa ですね。
英語に直すとbring joy。なるほど~( ..)φメモメモ
(※ちなみに旦那に聞くとあまり聞いたことのない表現だそうで、こんまりさん関連のときに使われるのかもしれません。)
英語で「ときめく」はspark joyと表現するようなので
英語とは少し違った表現で表しているのも面白いですね。
私が日本人だというと、
「あ~、こんまりも日本人だよね!(´▽`*)」
と言われることも( ゚Д゚)
日本の番組しか見ない私の旦那は
「こんまりって…('ω')?」状態でしたが。笑
この広告に載ってるFazer Geishaというチョコレートは
日本からインスピレーションを受けたお菓子だそうで、
(具体的にどの辺が影響受けてるのかは食べてもよくわからない←)
もしかすると日本繋がりでこんまりさんの言葉が起用されているのかもしれませんね。
ということで、Fazerがこんまりってるのが面白いなという話でした。
こういう広告を見てると言語の勉強にもなるし、いいですよね(´▽`*)
Fazerのインスタが気になる方はこちらから↓
https://instagram.com/fazersuomi?igshid=19516iyampt85